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ピアスナットシステム
ピアスナットシステムとは、ピアスナットを使用するために必要なシステムです。パンチブロック、ダイスとダイスホルダー、ナットフィーダー（ナット供給装置）、制御装置などで構成されます。
ピアスナットシステムのフルスペックは「パンチブロック、ダイス、ダイスホルダー、ナットフィーダー（ナット供給装置）、制御装置」で構成されます。ピアスナットシステムのフルスペックを、順送プレスやロボットラインなどへ展開することにより、様々な場所でピアスナットを使用することができます。
ピアスナットシステムの最小スペックは「パンチ、パンチホルダー、ダイス、ダイスホルダー」のみで構成されます。小ロット生産を好まれるお客様に最適な使用方法です。
ピアスナットシステムの使用例
順送プレスでの使用
ロボットラインでの使用
システム全景
ピアスナットシステムの各装置について
①パンチブロック
- パンチブロックは、ナットをワークに打ち込むための装置です。
- プレスの動きに同期し、ナットの自動供給を可能にします。
②ダイスとダイスホルダー
- ダイスは穴あけの機能とともにかしめダイスとしても機能します。
- ダイス及びダイスホルダーは多くのタイプが準備されており用途によって適正なものを提案いたします。
- ダイス
- ダイスホルダー
③ナットフィーダー（ナット供給装置）
- エアフィーダー
- 特徴
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- 遠隔地へナットを供給できます。
- 高位置へナット供給ができます。
- 電源：AC100V 2極オンプラグ付き（ケーブル長5m）
- 長所
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- プレスから離して設置できます。シュートホース長100mでも供給可能です。
- 供給能力は、KP-6ナットで200～230個/分です。
- 短所
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- 天井が低い所ではナット用シュートホースの取付けができないので、エアフィーダーが使用できません。
- パワーフィーダー
- 特徴
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- エアーシリンダーで直接ナットを押し、パンチブロックへ供給します。
- ナットの供給経路が蛇行している場合でも、ナットを確実にパンチブロックまで供給します。
- 電源：AC100V 2極オンプラグ付き（ケーブル長5m）
- 長所
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- 標準仕様でナット4個打ちができます。
- 床面にナットホースを配管できます。
- 短所
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- プレス機から5m以内に設置する必要があります。
- ナット充填機【マガジン式】
- 特徴
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- 少ロット生産に向いています。
- 段取り変えがとても簡単です。
- 異なるナットサイズのマガジンを用いることにより、一つの金型へ異なるナットの同時取り付けが可能です。
- エアーフィーダー、パワーフィーダーに比べ安価です。
- 電源：AC100V 2極オンプラグ付き（ケーブル長5m）
- 短所
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- マガジンへのナット充填作業が必要です。*弊社では、マガジン充填サービスを行っています（有料）
- プレスのそばにマガジンを設置する必要があります。
- 充填時間
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- KPタイプ・・・約10分
- 時間
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- ユニバーサルタイプ・・・約30分
- マガジン使用時はエアが必要です。必要エアー圧力は4～5kg/㎤です。
- 分配供給方式
- 特徴
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- 1台の供給装置（フィーダー）からナットを多列に供給できます。
- パンチブロックを3個以上使用する場合に利用します
④制御装置
⑤シュートホース継金具
⑥クリンチメーター
